三井住友トラストカードについて
三井住友トラストカードとは
クレジットカードに色々なサービスを付加した提携カードが数多く発行されていますが、機能が多過ぎて使い辛いと感じる人もいるでしょう。その様な人に向いているのが、クレジットカードとしての基本的な機能だけを持つ三井住友トラストカードです。クレジットカード本来の機能しかありませんので、あれこれと迷わずに使う事が出来るでしょう。
三井住友トラストカードの特徴(他のカードより優れているところ)
三井住友トラストカードは、三井住友信託銀行グループの三井住友トラスト・カード株式会社が発行するクレジットカードです。日本クレジット協会や日本クレジットカード協会に加盟している企業のクレジットカードなので、安心して使えると評判になっています。三井住友トラストカードには、クラッシックカード・ゴールドカード・プラチナカードなど幾つかの種類がありますが、年会費が安くて使い易いのはクラッシックカードでしょう。クラッシックカードにも複数の種類があり、普段の買物や旅行で使える三井住友トラストVISAカード、女性向きのデザインが採用された三井住友トラストVISAレディースカード、自動車にトラブルが発生した時は365日24時間の事故対応が受けられるロードサービスVISAカードなどがあります。3種類のクラッシックカードは、細かい点で違いがありますが、三井住友トラストカードとしての基本的なサービス内容に違いはありませんので、クレジットカードの基本的な機能であるマネーサービスやポイントサービスなどを理解しておきましょう。
三井住友トラストカードは、当月15日までの利用分については、翌月10日に所定の金融機関口座より、利用代金が引落しされるのが基本ですが、リボ払い、あとからリボ、マイ・ペイすリボ、分割払い、あとから分割、キャッシングなどの豊富なマネーサービスが用意されているのが特徴です。ショッピングの支払いについては、三井住友トラストカードの場合は原則リボ払いとなりますが、第1回目の支払いで全額支払えば通常の1回払いと変わりません。通常の1回払いでありながら、リボ払いのサービスも受けられるのです。このように、各マネーサービスの内容を理解して活用すれば、カードを有効に使う事が出来るでしょう。
三井住友トラストカードの、その他の特徴(良いところ)
利用明細などに関しても、三井住友トラストカードでは、紙の利用代金明細書よりも早く内容が確認出来て、安全に使えるインターネットサービスVpassが用意されています。Vpassは無料で利用出来ますので、三井住友トラストカードに入会しましたら、直ぐに登録しましょう。Vpassでは、
・支払い金額や利用明細の照会
・口座残高の表示
・カード利用可能額の照会と利用枠の引き上げ
・ポイントの確認や交換
などの機能が利用可能です。スマートフォンでVpassの主な機能が利用出来る様に、スマートフォン用のVJAグループVpassアプリも用意されています。VJAグループVpassは、App StoreとGoogle Playでダウンロード出来ますので、VJA Vpassで検索して下さい。
三井住友トラストカードは保険に関しても、海外旅行傷害保険や買物安心保険などが付帯していますので、他のクレジットカードに見劣りしません。
海外旅行傷害保険の内容はクラシックカードの場合、傷害死亡・後遺障害と賠償責任については最高2000万円、傷害治療費用と疾病治療費用は最高50万円、携行品損害は最高15万円となっています。買物安心保険は、補償期間は購入日より90日間で、補償限度額は100万円です。万一の時の備えた保険が充実している事も、クレジットカードを選ぶ時には重要となって来ます。
三井住友トラストカードの還元率
三井住友トラストカードの基本的な還元率は0.5%ですが、ポイントUPモール経由で買物をすると、2倍~20倍のポイントが付加されます。更に、前年度の年間利用額が50万円以上になるとボーナスポイントが100ポイント以上加算されて還元率が0.6%、前年度年間利用額が100万円以上ではボーナスポイントが150ポイント以上の加算で還元率が0.65%、前年度年間利用額が300万円以上ではボーナスポイントが300ポイント以上の加算で還元率が0.8%です。他にも、プレミアムポイント加盟店でカードを使うと、より多くのポイントが加算されます。日本全国にあるプレミアムポイント加盟店にはステッカーが貼られていて、ステッカーに表示されている倍率でポイントの獲得出来る仕組みです。2016年現在のプレミアム加盟店は、ホテルモントレエーデルホフ札幌・焼鳥ハウスのんちゃん・ホテルモントレ銀座・清里ペンショングランデール・サトウ花店中之島本店・三井ガーデンホテル岡山などがあります。一見還元率が低そうに見えますが、使えば使う程還元率が良くなりますので、使い方次第では大変にお得なカードになるでしょう。
貯まったポイントは、ANAマイレージクラブ・ドコモプレミアムクラブ・楽天スーパーポイント・Tポイント・nanacoポイントなどのポイントに移行したり、景品交換やキャッシュバックサービスに利用出来ます。
三井住友トラストカードの年会費・手数料など
初年度の年会費は3種類のカード全て無料となっていて、2年目以降の年会費は三井住友トラストVISAカードと三井住友トラストVISAレディースカードが税抜1250円、ロードサービスVISAカードは税抜2000円です。カードを紛失した際に再発行するための手数料は、税抜1000円掛かります。手数料を支払わなくてはなりませんが、カードを紛失したままにしておくと、不正利用されてしまう可能性もありますので、直ぐに再発行の手続きを取る様にして下さい。
この様に、多くのメリットを備えた三井住友トラストカードを上手に使うには、決められたルールを理解してしっかりと守る事が大切です。三井住友トラストカードは、提携会社のサービスが利用出来る提携カードと違って、クレジットカードとしての機能だけを備えたカードなので、他のカードよりも内容が理解し易くなっています。入会申し込みをして、三井住友トラストカードが届きましたら、一度利用規約などを良く読んで、どの様なルールになっているのかを確かめる様にして下さい。